国際通貨中国元???

 国際通貨中国元???

 皆様こんばんは。最近、極東で大騒ぎばかり目立ちます。
 欧州ではブレグジット(離脱騒動)でイギリスが緊急避難的謀反を引き起こし、欧州の覇者ドイツにおいてはVWの不正から始まり(我が国も他国の事は言えない身分ですが・・・)今巷で話題のドイツ銀行に至っては・・・・兆単位の大赤字・・・移民問題でgdgd、フィリッピンに至っては暴言王と化し(理由はありまが・・)、我が国も五輪問題で粗相しています。長らく持続する不況から脱するのはいつであろうか?AIIB騒動も今はどうなったか?ニュースが聞こえてきません。日本のニュースで報じていないので多分うまくいっていないのでしょうwww先日のニュースにて中国元が国際通貨になったと大騒ぎになりました。


 本来通貨とは貴金属に代表される無国籍通貨なのですが、産出量が限られていますので経済発展に追いつけず、通貨が兌換紙幣を経てニクソンショックから不換紙幣(現在の銀行券)に移行しました。


 この状況から、紙幣という名の通貨は“欲しいものと交換しますよ”という証文であり、日本円であれば日本国の信用、USドルはアメリカ合衆国の信用、ユーロであればユーロ加盟国の欧州の信用(スウエーデン・デンマーク・ポーランド等自国の通貨を発行している国家は除く)ポンドであれば英国の信用、オーストラリアドルであればオーストラリアの信用が基となって価値を維持しています(当たり前のことですが)。


 当然各国それぞれ刻一刻と国家の状況が変化していきますから為替相場も変動します。雇用統計・住宅着工指数・公定歩合・人口・GDPの値・経常収支etc・・・等が発表される毎に為替相場が変動します。
 当然、各種統計指標が発表される毎に莫大の金額が売買され、為替相場が変動しますから一般的に為替相場の変動要因に資すべき各種統計の値には信ぴょう性が求められます。


 統計指標の値に信ぴょう性が得られなければ為替のトレーダーは何を信じればよいか訳が分からず、取引現場で大混乱が発生し、為替取引が成り立たなくなります。
 今までのIMFの主要通貨の発行国は少なくとも統計指標にはある程度の信ぴょう性が担保され、世界の経済の主要な立場に立った一等国であり、それなりに信用が高い状態でした。


 しかし最近国際通貨に抜擢された中国元を発行する中国政府の発表する各種統計の信ぴょう性は??????????


 貿易収支 出鱈目、電力消費量 出鱈目、貿易収支・経常収支 出鱈目、GDP 出鱈目


 人口に至っては戸籍がない人間(黒子)が億人単位で発生しており、ある程度正確な数字すら出ません。


 挙句の果てには町中の至る所でATMから偽札がうじゃうじゃ出てくる始末であり、通貨供給量まで正確な値が担保されないジレンマに立たされています。


 近年中国のGDPが世界第二位になり存在感が増しているからとの理由で中国元を国際通貨にしたとIMFは発表していますが、不換紙幣を通貨同様に位値付けるために担保されるべき最低限必要な高い信頼性を持つ各種指標ですらろくに発表できない国家の通貨が世界の主要通貨になれるわけがないのです。


 国際通貨基金の正職員は御莫迦ではなれません、ラカルト総裁自身が法曹資格を所有し、以下職員全体がトップレベルの教養、資格を有しており、(ガードマン・便所掃除の職員についてはわかりませんが)巷の一般人が懸念している事柄程度は朝飯前に熟知しているはずです。


 その状況で何故このような暴挙が発生したのか?
 欧州自体が欧州の経済発展の為に中国を利用しようというしたたかな目もあり、AIIB設立の件では日米を裏切り、設立賛同に雪崩を打ったという暴挙を冒しました。


 しかし金融とはシステムであり、ろくな審査システム・ノウハウすら構築されていないシナ共率いる中国に国際金融業務ができるはずがありません。結果、国際的な格付け機関から持続可能な市場からの資金調達が可能な格付けが得られていない現状があります。


 この体たらくなので中国国内でおびただしい数の国内企業がゾンビ企業(実質倒産)の状況であり、国内の銀行が掴まされた不良資産は天文学的規模になると云われています。いつ表に出るか???戦々恐々の状態です。


 欧州自体が中国の経済を欧州の経済発展に利用しようとしたために特にドイツ・ドイツ銀行を筆頭に莫大な対中投資を実行しております。しかし、シナ共率いる中国の資質・実態を把握していない為に目論見通りに行ったかというと大きな疑問符が発生します。
 メルケル首相の失策からかそイスラム国・シリア関係での大量の難民発生、VWの排気量不正が明るみに出初め、莫大な金額の賠償金発生、ドイツの貿易収支の悪化が発生しております


ハーバービジネスオンライン 2015年10月16日
http://hbol.jp/64330
より一部情報引用終了


 更に、結局まともな指標が担保されていない状況で、他力本願での無計画な経済政策の付けが回ってきたのか張り子のトラが破れたかの如く中国のバブル崩壊も始まり景気後退が鮮明となってきました。
そして不幸は連鎖する様でして、ドイツの主要銀行であるドイツ銀行が不透明な金融商品を販売した結果、罰金などで1兆円を超える赤字を計上、もともと堅実なドイツ人らしくないハイパーレバレッジで天文学的な金額のギャンブル投資があだとなり、ドイツ銀行倒産説までまことしやかに囁かれる始末。


 マネーポスト電子版 2016年6月21日 7:00
ドイツ銀行 対中投資の不良債権化で1兆円超の純損失か
一部引用終了


 更なる1兆円規模の純損失発生の可能性まで浮上しています。

 ゲバ予想ですが中国投資の損失はハイパーレバレッジをかけている関係上、1兆円程度では済まないと考えています。


 もうこうなると、シナ共中国経済が崩壊すればドイツ銀行率いるドイツを初めとした欧州全体が芋吊る式に崩壊する運命となります。日本は必至でシナ共中国からの脱出を実行していますがドイツ・欧州は欲が突っ張ったのか逃げ遅れた状況だとみられます
そして欧州とシナ共中国は一蓮托生かつ蟻地獄一直線www
結果、ドイツを筆頭とした欧州にとってみればVWとドイツ銀行が人質になっている以上、VWとドイツ銀行を護るため、シナ共経済の延命にまい進せざるを得なくなりました。

 結果、中国元の国際通貨昇格決定。
IMFにとって前代未聞の暴挙が発動された感が否めません。

そしてどうなったか・・・・・・・

中国からの資金流出が止まらず人民元安加速www
中国の事は中国人が一番よく知っているという事でしょう。
嘘は突き通せないという感じがしてきましたwww

 “道徳”を学んでいれば小学生でもおかしいと感じることをスーパーエリートの塊であるIMFが仕出かしたのです。この結果が後に国際金融・決済機関に対する不信任・信用欠損に直結し、世界経済・金融にぬぐい切れない悪影響を引き起こしそうです。

 

 しかしながら、英国は通貨がユーロとは違うポンドであり、地政学的に島国の関係上、ドイツ率いるEUからのブレグジット(離脱)をを国民投票で決定し、脱出に向けて動き始めています。本当にしたたかです。

 

 やはり007諜報員率いる英国はしたたかです♡


2016年11月05日