主要国経済ルビコン川を渡る (政・経)

主要国経済ルビコン川を渡る

皆様お久しぶりです


私も離婚に向けての別居開始後ようやく別居先と職場との往復に慣れてきました。(別居先の家主様にはこの事は秘密にしていますが)別居前から辯護士様と何度か協議を重ねている段階です。

 私事はさておき、耳を疑うニュースが舞い込んできました。
 タイトルのみ引用開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①世銀グループとAIIBが協力深化で合意、知識共有・共同融資など Reuters 2017/04/23
 AIIBの金立群総裁は声明で「この覚書への調印は新たな国際主義に関するわれわれの構想に合致している」とし、「世銀グループとAIIBとの関係を深め、協調や情報共有を一段と容易にする仕組みを作るものだ」との見方を示した。
 引用終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ついに来るべき時が来たという状況です。通常では考えられない暴走ぶりを呈しています。
 あの国の状況と言えばこのブログで何度も記載していますが公害・汚職・各種不正・人権問題etcと無茶苦茶な状況です。それでも実態を正確に表していれば正しい状況把握に至り、世界経済の現状把握等に利用可能なのですが・・・


 タイトルのみ引用開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国「GDP世界二位」の大嘘を暴く!~デタラメな数字を産む統計偽装のカラクリが分かった 2016.4.26 現代ビジネス
 引用終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 この様なお粗末な状況です。この状況は10年以上前から云われており、まともな統計すれとれない国家の通貨が国際的な重要通貨となる蛮行が発生しています。
 すなわち


 タイトルのみ引用開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


人民元のSDR通貨入り、中国の野望と日本の戦略 みずほ総合研究所2015/12/14  14:28


 引用終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すなわちこの状況の通貨が国際通貨としての責務が果たせるはずが無いのです。AIIB発足の重要な目的の一つとして中国元を世界に流通させるという野望があるのですが・・・
流石に“悪貨が良貨を駆逐する”事の危険性とドル覇権を守る目的、更にまともな運営システムを有しておらず金融システムに悪影響を与える危険性が極めて高い観点から日米は加入せず様子見を決めています。当然ADBとは敵対関係にある状況なのですが・・・


 ついに呉越同舟となってしまいそうです。

 何故こんなことになったのか?


 タイトルのみ引用開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ① セブンvsイオンの「勝者なき」戦い、消費低迷下での成長戦略が「真逆」のワケ 2017/04/25
 ② 米新車販売、4.7%減=4カ月連続前年割れ―4月 時事通信 2017/5/3
 ③ 米FOMC金利据え置き、1-3月の景気減速「一時的」ロイター 2017/5/4
引用終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 世界主要国の経済はもうそろそろ頭打ちになってきました。企業も法人といわれる関係上人間と同じ寿命があります。企業の寿命の関係上どうしてもいつかは落日を迎えるのですが、ついにその寿命が世界主要先進国で同時に迎えそうな気がします。


 悪い経済成長といわれる雇用増加を伴わない経済成長と人口減少(特に日本)の関係から大手企業も追い込まれそうな雰囲気になり始めています。


 すなわち、どうしても売り上げ・お金が欲しい企業にとってみれば明日の100円より今日の10円という状況に陥り、デフレのベクトルに向かっているみたいです。

 各主要企業は四半期決算に追い込まれており、株価維持のためどうしても黒字を維持しなければならない関係で悲しいことながらこの状況に至っています。
 タイトルのみ引用開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 T芝、監査法人を変更か 決算発表めぐり対立 2017/4/26


 引用終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 悲しいことながら粉飾疑惑絡みなのです。日本の超一流企業でさえも一部はこの様な状況に至っています。


 そして世界中はお金を欲しています。結果


 タイトルのみ引用開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 日本の未来をよくするカギは「タンス貯金」にあり  Forbes Japan 2017/5/4


 引用終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ついに国家総動員法?もどきの呼びかけに至っています。(ちなみにこの筆者様の発言は御もっともで勉強になるのですが・・・)

 この状況からついに“カネであれば何でもいい♡”という断末魔に至る状況に至っているのではないかと推定しています。
すなわち“質より量”という概念であり、“紙切れでも金だと思えば金になる”という究極の状況を迎えそうです。


 しかし、中国経済の統計指標は疑惑だらけであり、その当該国の通貨が主要通貨になり、国際金融機関を起ち上げ更に既存の国際金融機関と正式に業務提携????


 結果、統計の信用性が担保されない通貨(不換紙幣)が国際通貨として正式に承認されるという末期的な状況に至っています。


 しかし、当該国の国家運営は中国共産党の独裁政権であり、正確な統計指標に則った公序良俗に沿った通貨発行が期待できるのか???
当該国には理財金融、各種不良資産もどきの金融クライシスが眠っています・・・・


 “保八”等と揶揄される経済成長を至上命題に掲げた政権にとって面子を守るためノルマ達成が必須となっているので・・・・・

結果、下手をすれば“刷り放題♡♡♡”・・・・・・
国民にとってすぐは潰れはしないだろう・・・という共同幻想から事の重大性を理解していない方が多いいのです。

そして。いずれは  “悪貨は良貨を駆逐する”

 その状況を表すかもしれないものに金価格が挙げられます。


 金は通常金利を生まない商品であり株価が上昇すると下落するものなのですが・・・


 何故かドル建てではピーク時に比べていくらか下落しているのですが1300ドル前後で推移しています。円建てに至っては円安になった関係もあって株価が上昇しても高値推移している状況です。

 “人の行く裏に道あり花の山”


 株の格言ですが(株で儲けろという意味で用いてはいません)

 知る人は気付いているかもしれません。


 もう危ないかもという事を。

2017年05月05日