トランプ騒乱?勃発

トランプ騒乱?勃発


 昨日の大統領選挙から一夜明け通常のアメリカに戻るかと思いきや・


 始まっちゃいました。ソーラン節・・・いや違う、大規模デモという名の騒乱です・・・

引用開始

反トランプ 全米に拡大=NYで1万人デモ、深刻な分断―大統領選
時事通信電子版  2016,11,10


 一夜明けた米国で「反トランプ」デモが全米の10都市以上に拡大。
 デモは9日夜(日本時間10日午後)になっても収束していない、
 ニューヨークでは1万人近くが「私たちの大統領ではない」と叫びながら行進した。
 ニューヨークのデモは、午後6時に数十人で始まったが、
 トランプ氏が拠点とする「トランプ・タワー」を目指して行進するうちに参加人数は7000~1万人に膨れ上がった。
 ロサンゼルスでは9日深夜迄、数千人のデモ発生、「女性を尊重しろ」等と声を上げた。

 数百人が幹線道路を埋め、封鎖される騒ぎ
 ロサンゼルス・タイムズによると、拘束者も出たという。
 カリフォルニア州でも、道路を封鎖したデモ隊の参加者が車に接触して負傷者が出た。

引用終了


 アメリカ自体が多様性の国家であり、人種・宗教・思考などまちまちではあれど、騒乱寸前の事態が発生したという事は聞いたことがありません。
 ロサンゼルスでのシュプレッヒコール事態がトランプ氏の舌禍が引き起こしたことなので自業自得の面があります。、
 しかし、選挙運動での戦術からくる暴言とも疑われかねない発言、過去の言動から今回の騒動が引き起こされた面があり、米国民の深刻な分断という副作用が発生したという向きもあります。



 そしてついに、自由の国アメリカからの亡命???という珍事が引き起こされました??


引用開始


【速報・米大統領選投開票】カナダの移民情報サイトがダウン 「トランプ大統領」見越して移民希望者殺到か       

 産経新聞電子版2016,11,9


 カナダの移民局の情報提供サイトが閲覧不能になったと報じた。
 多数の利用者がサイトに殺到したためとみられる。
 米大統領選でトランプ氏が優勢との報道を受け、カナダへの移民を考える利用者がいっせいに閲覧しようとした可能性がある。
 米国民の間では、移民排斥や女性差別といった暴言を繰り返してきたトランプ氏に反発。
 「トランプ大統領の誕生なら、カナダへの移住を考える」とする声も聞かれていた。

引用終了


 ロシアのマスコミが報じたものを産経新聞が報じたものですが、東西冷戦時代、ソビエトからアメリカに亡命、という事は日常茶飯事でしたが今回はアメリカからの亡命(移民)???という全く逆の状況になりました。ですのでロシアのマスコミが報じたのでしょうが・・・


 今回の大統領選においてこの様な状況に至っています、これも氏のこれまでの言動・舌禍が引き起こした結果ですがここまで来るとアメリカ国民の分断は深刻になります。


 三つ子の魂百までという諺がある様に、今後トランプ氏が大きな舌禍を引き起こす可能性は十分に考えられます。其の度にアメリカ国民の分断は拡大かつ、深刻になり、今後のアメリカの政治・経済は不透明さを増し、混迷を極める可能性も十分にあり得そうです。

 

 もし、その際に経済・金融危機・戦争などが発生した場合・・・

 アメリカ政府が十分な対応を打てず、事態は深刻さを極める可能性が大きいです。


2016年11月10日